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2006年2月26日 (日)

豆腐屋のあった時代

窓の外から、とっても懐かしい音が聞こえてきた。
豆腐屋のラッパの音。

この音を聞いてイメージしたこと…子どもの頃に家の周りで遊んでお腹が空いてきた頃のこと、周りの家で夕食をつくっている匂いと換気扇の音、ほのかに紅く染まった空と雲、1日の終わりへと向かっていく雰囲気…

豆腐、好きなんですよ。「豆腐料理の専門店に一緒に行こう!」なんて誘われたら、喜んで付いていきます!味噌汁に豆腐が入っていると嬉しいし、鍋料理の豆腐もたくさん入っていると喜びます。麻婆豆腐は大好物の1つ。中華風豆腐のあんかけも大好き♪それから豆腐のステーキや豆腐チーズなど。「今年は純豆腐(スンドゥブ)チゲが流行」なんて雑誌に書いてあるのを見て「今頃そんなこと言ってるー」なんて思ったりもしたっけ。

そう、昔は「豆腐屋」なるものがありましたよね。僕の家のすぐ近くにもありました。意外と最近まで。お店はDPEも兼務していました。この店で油揚げが、さもおいしそうに匂っていた記憶は鮮明です。残念ながら時代の流れには勝てず、数年前にシャッターを閉じてしまいました。

そしたらさっき、窓の外からラッパの音が。リヤカー引いて豆腐屋さんがやってきました。雨がそぼ降る中を…

「古きよき時代」という言葉があります。別に「古いことが良くて今がダメ」という風には僕個人全然思いません。またその逆に「古臭いことなんかもう時代に合わないからやめちゃおう」とも思いません。でも、僕の中で子ども時代を謳歌した80年代後半は、今思い出しても何かワクワクする、そんな時代でした。子どもながらにバブルの時代の浮ついた雰囲気を感じ取っていたのか、或いは単純にその頃見るものが何でも新鮮に見えたのか、それは分かりませんが。

今年に入って、先に書いた「えんがわ」のような、昭和30年代を思わせるような試みが各地で行われています。やはり「ALWAYS-3丁目の夕日-」のヒットが大きいのでしょうか。僕の友人が勤めている神奈川県三浦市でも同様の地域振興イベントが行われましたし、大阪心斎橋の百貨店では、昔の町並みを再現した売り場づくりがなされるなど、こうした「昔懐かしき」といったことが現在多くの人のココロを捉えているようです。

昔も今も、いいものはたくさんあります。上のような取り組みも、ただ懐かしいというだけでなく、昔のことを上手く現代に調和させている点が、懐かしさだけでなく昔を知らない人にとっても新鮮さを与えて共感を得ているような気がします。

人やモノ・カネの移動するスピードが、20年前に比べ飛躍的に速くなった2006年現代。でも時にちょっと羽を休めて、ゆっくりしながらいろんなことに感性を研ぎ澄ませて見る時間も大切にしたいですね。

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コメント

お豆腐屋さん、たしかにいいですよね。

私、実は去年授業でお豆腐屋さんに
インタビューにいったんですよ。
老舗のお豆腐屋さんのほこりを
感じました♪
京都にはたくさんお豆腐屋さんが
ありますよね。私もラッパの音
きいたときは、なんかなつかしい
な~と感動しました。

よければまた語りましょ~☆☆

投稿: ゆーき☆ | 2006年2月26日 (日) 23時27分

ひびのさん、こんにちは。
お豆腐好きなんですね。私も好きでよく食べますよ。
私の家の周りにはありがたい事に、お豆腐やが2軒あります。
やっぱりスーパーで買うお豆腐とは全然味が違うんですよね。
機械で作られた製品は使いやすくて保存が利いて、
それなりのいい面もある。
でも、水に入った手作りのお豆腐。
それを作ったおじさんが水からすくい上げて
パックに入れてくれて、直接お金を渡す。
「ありがとね」って言われるとこっちも
「こちらこそありがとう」って返してしまう。

「人」とのつながりが「美味しさ」に
特別のスパイスをふりかけているんですね。

「古きよき時代」そのココロは「人」じゃないでしょうか。
人とのつながりを感じた時代だからこそ
きっと今の人を惹きつけるのでしょうね。
ひびのさんのおうちの近くにもおいしいお豆腐やさんが
復活するといいですね。

投稿: いぬぐるみ | 2006年2月26日 (日) 23時41分

ゆーきさん:

いらっしゃいませ☆コメントありがとう!
そうだ、確かに京都には豆腐屋いっぱいありそう!
豆腐屋ではないけど、南禅寺の湯豆腐も有名だしね。もち食べに行ったよ♪
授業でインタビュー!地域資源とか総合的学習に関する授業かな?
KICCAに行けるよう調整中なので、是非是非語りましょう!次は記念すべき20回目の関西だしね♪

いぬぐるみさん:

豆腐屋が2件!いいですね。お店の人とのやり取りに思わず笑顔になってしまいそうです。
今でも古きよき時代を思わせる商店街が、よーく探してみると結構あります。そういったところを発見した時、何かうきうきしちゃうんですよね☆

「ALWAYS」で見たのがまさに「人のつながり」。調布市の「えんがわフェスタ」のイベントのコンセプトも「人がえんがわでつながっていた時代」。
「つながり」、僕もこの事について考える事はよくあります。NPO活動は「つながり」によって発展していくと思っていますが、同時にその質が課題にもなっていますね。
時代は流れ昭和30年代とか「えんがわ」の頃には戻れないのかも知れないけど、つながりを求める「ココロ」があれば、形を変えて新しいつながりが生まれると思う。
SNSもそうですし、このブログもそんなツールであったらいいなと思っています。

実は3月5日に「つながり」というテーマで語ろう!という交流会企画を開催します。これを機にちょっと考えてみようかな?と思います。

投稿: ひびのいさお | 2006年2月27日 (月) 00時08分

 リニュおめでとう★今度は学校帰りにお豆腐の専門店で色々と仕事の話などを聞きたいわ~。

 情報化により社会が動くスピードが格段に早くなって来た一方で、「スローライフ」という言葉が出てきたりで。やっぱり人間ってどこかほっとする時間が必要なのよね。人間らしさを取り戻す意味でも、えんがわみたいなのって素敵だなぁ~と思います♪♪

投稿: みん | 2006年2月27日 (月) 01時52分

みんちゃんコメントありがとう!豆腐専門店探してぜひ行きましょう☆そういう店があるって聞いてはいたんだけど、これまで実際に行く機会には恵まれなくて。

「スローライフ」と「LOHAS」という言葉も出てきたね。この2つって微妙に同じようで違うらしいんだけど、「LOHAS」が単なる流行りではなくて「ちょっと一息つこうよ」って時代に投げかけられるムーブメントであって欲しいなって思っています。

投稿: ひびのいさお | 2006年2月27日 (月) 02時29分

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